Shaolong To The Sky當山貴史の部屋

　



　浦添市で働くようになって一年半が経とうとしているが、この街は
とても素敵なところです。美術館や図書館がとても身近に感じられて、
なぁ〜んだ、こんな簡単にいい作品に触れる事ができるんだぁ
と実感できる素晴らしい文化的な街だと思う。

　昨日は手塚治虫展に行ってきた。普段、漫画はあまり読まない方
だけど、時々、手塚漫画とゴルゴ13には手が伸びてしまう。

　大人になって手塚作品で好きになったのは『MW』『メトロポリス』
『ブラックジャック』『千夜一夜物語』あたりかな。

鉄腕アトムや海のトリトンなんかは無条件に子供の頃から知ってるけど
特に大人向けの漫画はいつも何かを問いかけてくるような作品が多い。





沖縄展のためのオリジナル編集版を買って読んだ。
いまに通用する手塚さんが世に訴えかける、
伝えたいメッセージがたっぷりつまっている。
　
　戦後から晩年までたっくさん、この世にメッセージを送っている。
おそらくそれを読んだ世代がこの国を動かしている、きっと
読んだ方は少なくないと思う。

ブラックジャックを読んで医者になった人、
アトムを読んで善悪を学んだ人、
トリトンから自然の大事さを学んだ人。


　今日の琉球新報に、民主党の前原氏と
もう市政とは関係ないはずの前名護市長が沖縄県知事らと
都内で非公式に会談をしたと報じられている。普天間の意見交換
等をしたと書かれているが、

　なぜ内閣の主要な人物が、現名護市長が言う事をきかないから
といって、前の市長に非公式で会う必要があるんですかね？


だいたい手塚漫画の中で、悪い事をするのは大人だ。

　こんな事をしてはいけない・・・

と思ってやる事はだいたい失敗するんですよ、

心とさ、宇宙とがさ　かみ合ってないんだ。みんな気付いてるんでしょ！？

　悪い事する時ってさ、自分はだませないよね？
悪い事をするっいう事は大なり小なり人間ならあり得ること。

　


世界のみなさぁ〜〜ん、漫画に出てくる嫌な大人になってませんかぁ？

　漫画の中でブラックジャックが言ってる事は
何年経っても正しいと思うよ。